今日は雪が降りました。
そして、雪の中病院に行ってきました。何故なら、手帳によると、今日朝から予約を入れていたからです。手帳は、見開きで一ヶ月分日付コマ割りのカレンダー。今週の右から2番目のコマに『10:30イシャ』と、私の字で書かれておりました。
今日は金曜日ですので、これは予約の日だと、朝から余所行き用の服を着て(病院は電車で4つも先の駅)、張り切って出かけたわけであります。
うん。
凄く込んでいてね。受け付けで診察券を渡すのに5分も待ったくらい。
しばらくして、何故か受け付けで私の名前が呼ばれました。普段は診察室から呼ばれるはずなのに。不思議です。
しかし、呼ばれたからには応答するのが筋でしょう。
私は、看護婦さんが忙しく不機嫌そうなので、至極笑顔で受け付けに再ど足を運びました。そうしましたら、『今日、予約されてました?』と、困惑気味に訊ねられます。私も困惑してしまいました。
「はい、今日の10:30からと」
と、わざわざ手帳を確認しながらはっきりと答える私。
そして、予定表を確認する看護婦さん。
「あの、……、明日の予約になってますけど」
この辺りで、何だか看護婦さんの如何とも言いがたい哀れむような表情が、全てを物語っていた様に感じました。
そうだね。
私の手帳は、『日月火水木金土』ではなくて、『月火水木金土日』と言う並びなんだね。すっかり忘れてたよ。ごめんなさい。
穴があったら入りたかったのですけれども、生憎私が入るような穴は用意されていなかったので、『すみません、でなおしてきます』とうわごとの様に呟いて帰ってきました。
明日も病院です。
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